旅をするって色々と準備が必要だけど、いつもと違う時間の流れを感じたり、言葉が通じない分伝える事や聞く事に必死になったり、知らない味に出会えたり…
ちょっとした非日常が転がってるから、やっぱりどこかに旅に行きたくなる。
2度目のチェンマイへ。
タイは暑くてカラフルでエネルギッシュなイメージがあるけど、北部にある古都チェンマイは、穏やかな空気が流れていて、市場に行ってもあまり商売っ気のない感じでほったらかし。そんなところがどことなく奈良と通じるものがあるような気がして落ち着く。
そして街の人がとても優しい。言葉が伝わらなくとも、みんな手を合わせてニコニコ「サワディカー(こんにちは)」と挨拶してくれる。
この国でも、一番の楽しみはやっぱり食べる事。
暑い国の食べ物は見た目はパワフルだけど、味は意外にあっさりで食べやすいものが多い。
旅先では、食べたいと思ったものを、食べれるだけ食べよう。と決めている私は、着くなりとりあえず市場へ。
市場の屋台では見た事のないものに挑戦したり、現地の野菜や果物、チェンマイソーセージ、麺や米を買って帰って、よく判らない調味料を適当に入れて料理するのも楽しい(カエルは食べなかったけど)
週末にはそこかしこでマーケットが開かれていて、早朝5時から爆音のTポップを流して小間物屋や食べ物屋さんが並び出す。
たこ焼き屋さん発見!? と思って食べて見ると、甘い!
「カノムクロック」というココナッツミルクをベースにしたお菓子だそう。
外はカリっとして中はとろりとココナッツミルクがクリーム状になっていてなかなか美味しい。
ここでは、まだプレ朝食。今日は一日何食食べられるかな?
いつも思うのは、好き嫌いが殆どなくて良かった。
その代わり、まだ知らない味に出会いたい欲望がすごいせいで、食べ過ぎてしまうことが多いけど…
お腹を壊す怖さより、異国の食文化を知ることの方が冒険してるみたいでワクワクする。
次の旅ではどんな味に出会えるかな。今は頭の中でぐるぐる妄想中…
一刻も早く、落ち着いて旅に出られるような穏やかな日が訪れますように。
(ナガタ)