季節はだんだん秋に向かっているけれど、夏の思い出を少し。
スペインのバスク地方を回りました。
車で回ったので、あ、きれいだな、と思うところで止まっては景色を眺め、美味しそうな店を探してはウロウロして、メニューから何が出てくるか想像して食べて、食べて。
あるときチェリー屋さんで、ディスプレイにとてもいい色合いになったアンティークのカゴを見つけました。でも売り物ではないから、いいなぁいいなぁとじーっと見てたら、よっぽど私が欲しそうな顔をしていたのか、「古いカゴじゃなくて新しいカゴなら、どこそこの村で売ってるよ」と教えてもらい、そのカゴだけを探しに聞いたこともない村に行ってみたり。
その途中に、偶然ガラクタ…いえいえ、骨董市をやってて、掘り出し物の花びんを見つけたり。そこで地元の人たちで賑わうレストランがあって、大当りだったり。
こういう偶然の出会いはとっても楽しい!
移動はずっとオルガでした。
レストランでは、こっちの人たちがみんな平日の昼間からワインを片手に、たっぷり時間をかけて、おしゃべりを楽しんでいます。
ところで…あなたたち2人とも車で来てたと思うんですけど…。
そちらのダンディーな男性の二人連れは、それぞれバイクでお越しでしたよね?
お昼間から何杯も飲んで、その後どうなってるのかは思わずフシギになったけど、そんな質問は野暮なくらい、みんな美味しい料理とワイン、そしておしゃべり、といい時間を過ごしています。
うん、これ以上の幸せはないよなぁ。
写真を見返してみると、何だか、青い写真が多いことに気づきました。
青い空に、青い海、青々とした葡萄畑に囲まれるバスク地方。
ゆっくりと時間が流れていきます。
(おまけ)
途中で見かけて気になった標識。
これは・・・歩行者と、自転車と、馬車? とトラクター・・? はこっちにということかな?
白い猫、ヒナタ! と思ったら、なかなかヒナタに劣らない睨みをきかせた猫でした(笑)
バスク地方。
またいつかきっと訪れたいところです。
(ミヤガワ ミ)