もともとお料理全体得意なほうではないのですが、お菓子作りは輪をかけて苦手な私。
(美味しいお菓子は、自分で作らなくても食べられますからね。)
そんな私ですが、最近お菓子を作る機会が増えてきました。
ある日のこと、子供が急に「チョコレートって、とっても甘いらしいよ」とうっとりとした顔で言ってきました。
乳製品にアレルギーがあり、チョコレートを食べたことがなかった息子。
とても美味しいものだとの噂を聞きつけ、私に教えてくれたようです。
チョコレートねぇ・・・。
チョコは難しいなぁ。
でも、ココアなら?
と、純ココアをほんの少し入れてクッキーを作ったのが始まり。
それからは毎日のように「チョコレートクッキー作って!」と催促される日々です。
毎週、毎週作るこのクッキー。
まずくはありませんが特別素晴らしいものでもなく・・・。
自分でも驚くほど作り手に成長がありません。
「今日のは、いける気がする・・・!」
「あれ?冷めたら、おいしくなるのかな?」
最終的に、「オーブンが古いからだな!」と機械のせいに。
大人は無言でモサモサ食べるクッキー。
息子は「やった〜!」と目をキラキラ。
「おいしいあじがする〜」と喜んでくれるのが、申し訳ないような有難いような。
いつか、「実はあのクッキー、あんまりおいしくなかったよね」と言われたりしませんように。
そう考えながらも、次こそはおいしくできますように!と奮闘中の日々です。
(テライ)
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